vol.1 ご入居様のために何ができるか考え取り組むことが大事 株式会社メッセージ アミーユ生野林寺 増田 智也 様

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USER REPORT Vol.01

施設について

株式会社メッセージ様は、「障害を持った高齢者に対して、良質な住まいを提供し、生活を支える」ことを使命に、普通の生活が送れるような介護サービスを提供されています。

そのなかでケア付き住宅「アミーユ」は、ご入居者やご家族の経済負担を極力軽減し、無理のない料金体系で、一人ひとりの生活スタイルやご要望に応じたオーダーメイドのケアを実践する介護付有料老人ホームです。全国で250を超える施設があり、そのなかでアミーユ生野林寺は平成24年3月1日にオープンした新しい施設です。

定員は31名で、職員の方々はチームワークを意識され介護サービスの向上に取り組んでおられます。

排尿管理の重要性
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排尿管理の重要性

アミーユ生野林寺の施設長である増田智也さんは、平成18年に入職され、アミーユ天下茶屋駅前を経て、平成25年2月に現施設に着任されました。アミーユ天下茶屋駅前では、介護スタッフとしてご入居者の日常生活のケアを行い、その後ケアリーダーとなり、ご入居者が抱えている問題についてスタッフの方々と話し合いながら対応されてきました。管理者になってからは施設の運営にも携われました。

そうしたなかで特に注力されてきたのが排尿管理です。「ご入居者様が一番困っておられるのは、排尿についての悩みです。『失禁するのが心配で外出したくない』という声が多くあります。私がケアリーダーになった頃、排泄班を設けるように周りの興味のあるスタッフに呼びかけ、排尿の問題を解決しようという取り組みを始めました。」

もっとも日々の業務を行いながら排尿管理を行うのは時間的に厳しいものです。しかし、「排尿管理は一人ではできない。その重要性をスタッフ一人ひとりが理解することで改善できる」という強い信念で、スタッフに働きかけることによって、施設全体に排尿管理が重要だという意識が高まったとのことです。「アミーユ生野林寺についてはまだオープン間もないということもあり、排尿管理に対する取り組みやスタッフの意識付けもこれからという段階です」と熱が入ります。

「排尿障害で外出しにくいと悩まれている方や、排尿障害は年齢のせいだからと治療をあきらめてしまう方も非常に多くいらっしゃいます。それだけに排尿の悩みを改善することが一番のケアだと考えています」と増田さんは力説されます。

株式会社メッセージの経営理念に「普通の生活の実現」とあります。おむつをつけていること自体が普通ではないという認識のもと、週1回のカンファレンスと呼ばれる施設内のミーティングで、スタッフが日々のケアのなかで気づいたことや、ご入居者の「トイレに座っても全くおしっこがでない」といった悩みを取り上げ、対応策を検討。なかにはご家族が「高齢だから排泄管理はしなくてもいい」と言われることがあるそうですが、ご本人の意志を尊重し、その思いをご家族に理解していただくように努めておられます。そうした現場の取り組みを会社としてサポートする研修が毎月数回行われ、膀胱尿道機能などの専門知識を学べるのも大きな力になっています。

最終的には、スタッフが共通の意識を持って排尿管理を実施することにより、ご入居者の活動の幅が広がり、QOL(生活の質)の向上に繋がっているとのことです。

施設について
BVIについて
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BVI6100の活用事例と効果

現場で排尿管理のために実践されているのが、BVIを使った排尿チャートの作成です。1時間に1回、ご入居者のお部屋を訪れ排尿の有無や量を確認し、必要に応じてBVIで残尿量を測定。3日分のデータを収集、分析します。そうして排尿後に残尿が多量にある場合や、蓄尿がごく少量でも排尿される場合は、膀胱尿道機能に障害があるのではと推測。スタッフで話し合い、一人ひとりに適した対応がなされます。また泌尿器科の医師と連携して改善に取り組むこともあり、その際に排尿チャートは非常に有効で、普段の生活での排尿状態がわかると医師が参考にされ、より適切な処置や薬を処方していただけるそうです。

BVIは使い方が簡単で、小型なのでご入居者様に圧迫感を与えないのがいいですね。これがなければ正確なデータを把握することができません。その一方で、測定がご入居者様に少なからずご負担をかけていることも事実です。しかし、それを認識したうえで測ったデータは、ご入居者様に対して説得力があり、安心感を与えるのに役立っています」

失禁が気になるとおむつを着けておられるご入居者に対して、BVIを使用して排尿アセスメントを実施することにより、最終的に安心しておむつを外されたケースがあるそうです。また、頻尿で悩んでおられるご入居者がおられ、薬の作用のため口渇感で飲水量が多く、一回の尿量が多く、排尿後もBVIで測定したところ残尿が160ccぐらいあったそうです。そこで泌尿器科の受診をご入居者に呼びかけ、医師に薬の処方を変えてもらい、口渇の原因の除去にも取り組んだ結果、徐々に残尿量、失禁ともに減ったそうです。

「おむつをすべて外すというのは難しいですが、失禁が一日10回のところ7回に減っただけでも確実に成果があると思います。そうして少しでも改善できれば、失禁を気にしてやりたいことを控えていたご入居者様が安心され、生活範囲が拡大し、生活の質を向上させることができます」

当然のことながら排尿管理に消極的な方もおられます。その場合は過去の体験談を話し、「今やりたいことがあり、失禁が気になってできないなら、少しでも障害を取り除いてやりたいことをしませんか」と呼びかけることで取り組みを始められることが多いそうです。

「排尿管理で悩まれているご入居者様は多くいらっしゃいます。しかし、排尿管理の重要性に関して、スタッフもご入居者様もどこかで改善しないだろうと考えておられることがあるかもしれません。たしかに、なかなか改善しないケースもあります。しかし改善すると、ご入居者様の活動の幅が広がり、ご本人はもとより、スタッフも喜びを感じるものです。また、改善しなくても排尿管理を通してご入居者様のことを考えることは大切です。まずはご入居者様のために何ができるか考え取り組むことが大事。その手段として排尿管理を行い、BVIを活用することは有用です」

排尿管理について
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導入製品について

膀胱用超音波画像診断装置ブラッダースキャンシステム BVI 6100
排尿障害や術後の排尿管理に最適。診断・治療、看護、介護の質的向上に役立ちます。


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