『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
8トリソミー
・+8
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 単独異常としての+8の役割については,予後不良因子だとする論文,無関係だとする論文があり,定説には至っていない.また,複合異常としての役割については,予後不良とされる染色体異常と合併する場合には予後不良であり,予後良好とされる染色体異常と合併する場合には予後良好である.つまり,+8は独立した予後決定因子にはなりえない.
- +8症例はAra-C療法に反応し難いとの報告や,8番染色体に存在するアポトーシス制御遺伝子群の発現が変化しているとの報告もある.
「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部の項目を抜粋のうえ当社が転載しているものです。全項目が掲載されている書籍版については、医歯薬出版株式会社にお問合わせください。転載情報の著作権は医歯薬出版株式会社に帰属します。
「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, inc., 2008.