『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- スーパーオキサイドは酸素が1電子の還元を受けたもので,その反応性はきわめて強く,脂質の過酸化,酵素の失活,DNAの不活化,メトヘモグロビンの生成,生体膜の破壊など,生体にとって傷害性を示す.
- この有害なスーパーオキサイドを除去する働きを有するSODを測定することにより,老化,炎症,発癌,動脈硬化などとの関連を推測できる可能性が期待できる.
- Cu,Zn-SODは肝臓や赤血球中に多量に存在するため,肝疾患や悪性腫瘍などで上昇する.また,家族性筋萎縮性側索硬化症との関連で研究も進められている.
- Mn-SODはサイトカインなどの炎症性メディエーターが関与する炎症性疾患で,組織破壊を伴う際に血中に逸脱し,高値を示す.