『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 新生児スクリーニングで異常が認められた場合やアミノ酸代謝異常症が推定されるときは,特定のアミノ酸濃度の上昇が診断の有力な手がかりになる.
- ヒスチジン血症はヒスチダーゼ障害によりヒスチジンの血中濃度が上昇して,尿中にヒスチジンとイミダゾール代謝産物が排泄される疾患である.
- 食事療法の基本はヒスチジン制限食であり,低ヒスチジン粉乳を使用して血中ヒスチジン値を10mg/dl以下にする.
- 慢性うっ血性心不全などでみられる心臓悪液質といわれる栄養障害では,芳香族アミノ酸が上昇し分岐鎖アミノ酸およびヒスチジンが低下する.