『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 次の場合に本検査を行う.
- 筋疾患のとき.
- 全身的窒素代謝障害のモニターとして.
- 尿中に排泄される3-メチルヒスチジンは,外因性(肉類摂取)および内因性の筋肉代謝の最終代謝産物である.生体内の筋肉蛋白の代謝を反映する.
- 内因性3-メチルヒスチジンは,筋肉量により左右される.すなわち男性より女性が低く,加齢とともに減少する.
- 低栄養,栄養不良などでも減少する.
- 進行性筋ジストロフィーや筋硬直症で増加する.
- 24時間蓄尿中に排泄された3-メチルヒスチジン量を知ることにより,内因性の筋肉代謝状態を推測する.