『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- アプリンジンの副作用として,振戦などがよくみられ,投与量が多いほど高頻度であるが,血中濃度とは必ずしも一致せず,投与量と血中濃度は非直線関係を示すと報告されている.
- アプリンジンの血中濃度を測定し,その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合に特定薬剤治療管理料を月1回に限り算定できる.
- 一般的な血中薬物濃度測定の目的と意義は【→】「ジギトキシン」.
- 中毒域は約2.0μg/ml以上とされている.
- 催不整脈作用:まれに心室頻拍(torsades de pointesを含む).
- 循環器系:ときにPQ・QRS・QT延長,徐脈,胸部不快感,動悸など.
- 精神神経系(精神神経系の副作用は用量依存性に発現しやすい):振戦,めまい,しびれ感,抑うつ状態,眠気など.
- 視覚器:視力異常,緑視,複視など.
- 消化器:悪心,嘔気,嘔吐,食欲不振,口渇,腹痛など.
- その他:AST(GOT),ALT(GPT),γ-GT,ALP,LDの上昇,発疹,そう痒感,無顆粒球症など.高齢者では副作用が発現しやすい.
頻脈性不整脈(他の抗不整脈薬が使用できないか,または無効の場合)