『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- プロパフェノンは,肝代謝型薬物であるため,肝機能障害,腎機能障害や心機能低下のある患者や高齢者には投与量に十分注意する必要がある.
- 血中未変化体濃度は,非線形な薬物動態を示し,肝の代謝能には飽和現象が認められると報告されている.
- プロパフェノンの血中濃度を測定し,その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合に,特定薬剤治療管理料を月1回に限り算定できる.
- 一般的な血中薬物濃度測定の目的と意義は【→】「ジギトキシン」.
- 高齢者では副作用が出現しやすい.
- 催不整脈作用:心室頻拍(torsades de pointesを含む),心室細動,洞停止,洞房ブロック,房室ブロック,徐脈,失神.
- 循環器系:ときに脚ブロック,動悸.
- 精神神経系:ときにめまい・ふらつき,頭痛・頭重.
- 消化器系:ときに悪心・嘔吐,食欲不振,軟便・下痢,便秘,胃痛など.
- その他:黄疸,ALT(GPT),AST(GOT),ALP,γ-GTの上昇,好酸球増多,発疹など.
頻脈性不整脈(他の抗不整脈薬が使用できないか,または無効の場合)