『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
パイログロブリン
Pyro,パイロ
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 多発性骨髄腫をはじめとするBリンパ-形質細胞系の腫瘍性疾患でみられ,正確な頻度は定かではないが,まれな現象と考えられる.
- パイログロブリンの存在そのものが臨床症状や多発性骨髄腫の予後などと関連しているという明確な証拠はないが,M蛋白の量が多い場合にみられやすい現象でもあるので,過粘稠度症候群の症状を呈する可能性もある.
基準値・異常値
不特定多数の正常と思われる個体から統計的に得られた平均値。
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陰性
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陽性
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次に必要な検査
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変動要因
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パイログロブリンをはじめ異常現象を起こす蛋白はM成分であることが多いので, 蛋白分画,免疫電気泳動で確認する.
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「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, inc., 2008.