アトピー性皮膚炎プロアクティブ療法のすすめ
4/6

0864200)l)lm/gp(71LCC/CRAT清血比るす対に値フオトッカm/gp(71LCC/CRAT清血率比AD:アトピー性皮膚炎コントロール:正常対照者6,0005,0004,0003,0002,0001,0006,0005,0004,0003,0002,0001,000平均値±SD平均値±SDp<0.01p<0.01p<0.01p<0.01p<0.01p<0.01(n=64)(n=25)(n=38)(n=15)12108.06.04.02.00.0※血清TARC/CCL17:450pg/ml LDH:200U/l 好酸球数:6%0.50.80.3健常者(n=135)血清TARC/CCL17LDH好酸球数血清TARC/CCL17好酸球(n=64)(n=25)軽症中等症(n=89)に対する比(2歳以上)1.81.20.80.8中等症(n=23)軽症(n=38)(n=15)健常者およびアトピー性皮膚炎患者の重症度毎における血清TARC/CCL17値(18歳〜64歳)213±121健常者(n=135)コントロール群およびAD患者の重症度毎における血清TARC/CCL17値(2歳以上)304±224595±415軽症コントロール(n=46)1,363±1,388503±422軽症中等症(n=89)1,274±1,617中等症(n=23)健常者およびアトピー性皮膚炎患者の重症度毎における各検査値のカットオフ値※に対する比(18歳〜64歳)4,484±6,452重症AD患者の重症度毎における各検査のカットオフ値(血清TARC/CCL17:669pg/ml, 好酸球数:5.3%)4,188±6,629重症3.01.11.00.91.21.210.1重症6.22.0重症1.72.0玉置 邦彦ほか : 日本皮膚科学会雑誌, 2006, 116(1), 27-39より引用藤澤 隆夫ほか : 日本小児アレルギー学会誌, 19(5), 744(2005)より引用アトピー性皮膚炎の重症度群間における、血清TARC値および他の検査値の比較成人におけるTARCのエビデンス血清TARC値は、アトピー性皮膚炎の各重症度群間において有意差を認めます。従来の血液検査に比べて、アトピー性皮膚炎の重症化に伴い顕著に上昇します。小児におけるTARCのエビデンス小児アトピー性皮膚炎の臨床評価に関して、アトピー性皮膚炎の皮膚病変をモニターする上で日常の臨床検査として有用であるとともに、ガイドラインに基づく治療選択の一助となると考えられます。

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る