地域唯一の泌尿器科専門クリニックとして基幹病院と連携して診療に臨む 利府泌尿器科クリニック 鈴木 隆志 様

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1.施設について

利府泌尿器科クリニックは2005年、宮城県宮城郡利府町に開業されました。仙台市と宮城郡松島町を結ぶ幹線道路に面したクリニック周辺には、眼科や産婦人科、整形外科、小児科などが隣接し、様々な診療科が集結した医療モールを形成しています。利府泌尿器科クリニックはこの地域において唯一の泌尿器科専門クリニックで、利府町および仙台市内の病院と連携を取りながら、泌尿器疾患の診療に取り組んでいます。

院長の鈴木隆志先生に診療のあり方、開業以来使用されている尿検査装置(機種名は後述)導入の動機、地域での役割などについて話をお聞きしました。

1.施設について
UF-5000の導入背景
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2.UF-5000の導入背景

2.UF-5000の導入背景

私は医学部卒業後、同大学の研究室に残ったため、目視鏡検の経験はほとんどありませんでした。その後、1989年に米国ピッツバーグ大学に留学し、帰国後、1992年に塩竈市立病院に赴任します。塩竈市立病院では泌尿器科と透析を兼務し、13 年間勤めて独立開業しますが、私はその間も鏡検することはありませんでした。私は目視鏡検の経験がないまま、独立開業したのです。

泌尿器科として診療を行うにあたっては尿沈渣は非常に重要な検査になりますので、全自動尿中有形成分分析装置が絶対に必要でした。導入のもう1つの理由は、目視鏡検への疑問です。尿沈渣標本の質は作製する臨床検査技師の技量によって異なりますし、長時間目視鏡検すると目が疲れるため血球数を数え間違える可能性があります。私は当時から尿沈渣検査を機械化できないものかと考えていました。

施設について
開業を目指す方に
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3.開業を目指す方に

このクリニックは医師である私と事務員の2人で運営しています。UF−5000※1があるからこそ、この体制で診療ができるのだと思っています。検査結果を出すのに要する時間は約75秒のため、患者さんを待たせることはありません。再現性についても問題はありません。診療は問診、検尿やUF−5000での検体測定、患者さんへの検査結果フィードバックの流れで実施しています。
こうした形は少人数で事業を立ち上げ、確実に成長を目指すスモールビジネスの典型的な例と言えるでしょう。看護師や事務員を雇えないことが、開業できない理由にはならないと思います。

UF−5000は私が普段使用しない体液モードを搭載していることや、コスト面でオーバースペックだと感じていた部分もありました。一方、2022年に発売されたUF−1500※2は、体液モード非搭載、小型化を行っており、コストを抑えながら今まで通りの診療を継続できます。クリニック向けの製品であると注目しています。

※1:全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000(医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000041)

※2:全自動尿中有形成分分析装置 UF-1500(医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000060)

3.開業を目指す方に
UF-5000の導入背景
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導入製品について

全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000(ハルンカップ対応モデル) 新たな検出原理と試薬により有形成分の分類性能を向上 医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000041
UF-5000
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