流行性耳下腺炎
別名 | epidemic parotitis |
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690)
Clinical Chart
- 任意接種のワクチンがある.
- 潜伏期間は約 2~3 週間,不顕性感染が 30~40%.
- 髄膜炎合併は 10~15%,髄膜炎症状があるときは腰椎穿刺を行う.
- 反復性耳下腺炎との鑑別を要する.耳下腺以外の唾液腺の腫脹もある.
- 治療は対症療法のみである.
- 登園・登校は,耳下腺,顎下線または舌下線の腫脹が発現した後 5 日を経過し,かつ全身状態が良好になるまで休む.
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診断
①初期は臨床症状によるしかない.血中アミラーゼ上昇が参考になる.
②ウイルス抗体の測定は,急性期と回復期にHI 抗体で4 倍以上の上昇,またはEAI-IgM(急性期),EAI-IgG(回復期)を測定する.ただし,急性期診断には役立たない.
②ウイルス抗体の測定は,急性期と回復期にHI 抗体で4 倍以上の上昇,またはEAI-IgM(急性期),EAI-IgG(回復期)を測定する.ただし,急性期診断には役立たない.
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