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川崎病

略称 MCLS
別名 Kawasaki disease, mucocutaneous lymph node syndrome

疾患スピード検索で表示している情報は、以下の書籍に基づきます。

臨床医マニュアル

「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。

「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.


詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690

Clinical Chart

  1. 乳幼児に好発し,一部の症例に冠動脈瘤が後遺症として残り,のちに狭窄を起こしたり,血栓形成による閉塞が進行して心筋梗塞を起こしうる.
  2. 本症と診断した際には,心エコーで冠動脈病変の追跡ができるところに入院させることが望ましい.
  3. 急性期の治療は免疫グロブリンが主流であるが,免疫グロブリン初回投与の 1 割に不応例が認められており,その再治療が問題となっている.
  4. 不応例の追加治療法としては,免疫グロブリン追加投与が最も多く行われているが,その他にもステロイドパルス療法,プレドニゾロン後療法,ウリナスタチン,血漿交換などが行われており,追加治療として検討されている.
  5. また,免疫グロブリン不応例を診断時に予測するスコアも,近年数種類提唱されているが,まだ検証段階である.今後,重症度に合わせた複数の治療法が提唱される可能性がある.
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診断

 診断は厚生労働省研究班作成の“診断の手引き”改訂5 版による(厚生労働省川崎病研究班, 2002 参照).
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