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食欲不振

別名 anorexia

疾患スピード検索で表示している情報は、以下の書籍に基づきます。

臨床医マニュアル

「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。

「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.


詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690

Clinical Chart

  1. 原因は多岐にわたるため,発症様式や随伴症状から鑑別疾患を絞ることが重要である.
  2. 「食欲がない=消化器疾患が原因」ではないことも多く,消化器疾患でないもののなかには致死的疾患もあるため,注意深い診察が必要である.
  3. 高齢者ではとくに明らかな原因がなく食欲が低下する場合があるが,悪性腫瘍によるものはとくに除外が必要である.
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検査

①採血
 貧血,肝機能,腎機能,血糖値,電解質異常のスクリーニング,疑わしければ甲状腺機能やコルチゾール,薬剤血中濃度の測定も行う.
②胸部Xp
 肺悪性腫瘍や結核・COPD などの慢性肺疾患を疑えば施行する.
③心電図
 虚血性心疾患の既往がある場合や,その他の明らかな食欲低下の原因となる疾患がない場合には施行しておく.
④消化管内視鏡検査
 消化管閉塞や炎症性腸疾患,腫瘍などの検索が必要であれば行う.
⑤腹部エコー/胸腹部CT
 腹腔内実質臓器の腫瘍や構造異常などの検索に有用である.
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