視野障害
別名 | visual field defect |
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690)
Clinical Chart
- 視野は視力と並び,最も代表的な視機能である.
- 視野とは一般的に「片眼で一点を見つめて目を動かさなくても見える範囲」のことをいい,正確には「視覚の感度分布である」と定義される.
- 中心暗点・両耳側半盲・同名半盲などにより病変の部位診断が可能である.また緑内障の経過・進行を把握するためには定期的視野測定が必要である.
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検査法
①動的量的視野検査:Goldmann 視野検査(1945 年開発)による.視野全体を把握するのに用いられる.正常な視野の広さは外90° ~100°,下方70°,内方および上方60° 程度であり,鼻側より耳側のほうが視野が広くなっている.また固視点の耳側15° の位置に見えない部分が存在し,これをマリオット盲点という.これは網膜の視細胞のない視神経乳頭に相当する(図1).
②静的視野検査:Humphrey 視野検査(1982 年開発)を代表とする検査.現在ではコンピュータを用いた自動視野計の発達により,もっとも一般的は視野検査となっている.中心30°(あるいは10°)の閾値測定を行う.
②静的視野検査:Humphrey 視野検査(1982 年開発)を代表とする検査.現在ではコンピュータを用いた自動視野計の発達により,もっとも一般的は視野検査となっている.中心30°(あるいは10°)の閾値測定を行う.
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