真菌による皮膚疾患
別名 | fungal skin diseases |
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Clinical Chart
- 皮膚真菌症は診察する機会の多い疾患であり,治らない皮膚疾患に出会ったときには疑うべき疾患である.
- 真菌による皮膚病変の原因菌は白癬菌,カンジダ,癜風菌で 9 割以上を占める.
- 治療は通常外用剤で完結するが,抗真菌薬の全身投与が必要な場合がある.
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診断
皮膚真菌症の原因菌は白癬菌,カンジダ,癜風菌の3 つでほぼカバーされるが,この3 つの病原菌によって生じる皮膚病変は,これが同じ真菌属によって起こる疾患とは思えないほどの違いがある.また,皮膚真菌症は湿疹・皮膚炎群に次いで遭遇する機会の多い疾患なので,湿疹・皮膚炎群の疾患と誤診しないよう注意する.
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