不正出血
別名 | metrorrhagia |
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
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Clinical Chart
- 患者は月経と間違ったり区別がつかないことが多い.出血の状態を過去2~3 周期にわたって月経周期暦などに書きとれば区別がつきやすい.
- 年齢,妊娠の有無により鑑別疾患を考え診断にあたる.
- 出血部位は,子宮体部・頸部,腟,外陰,尿道,膀胱,肛門など,患者自身では区別しえないことが多い.出血が少量の場合は,翌日婦人科に受診させる.
- 妊娠中の不正出血は,異所性妊娠や前置胎盤,胎盤早期剥離など,緊急性が高い場合があるので,注意が必要である.
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チェックリスト
- ①妊娠中か非妊娠時か.
- ②年齢,年代(思春期,成熟期,更年期).
- ③出血量,貧血の程度.
- ④月経との関係(不正出血は,①月経より量が少ない,②持続日数が長い,③断続的少量出血などが特徴的).
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