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6;9転座

6;9転座

略称 t(6;9)(p23;q34)

臨床的意義

  • 本転座の頻度はAMLの1%程度で,圧倒的にM2に多く(M4もある),①basophiliaを伴う骨髄異形成(myelodysplasia)がある,②若年成人に多い,③予後不良,などの特徴がある.
  • また,FLT3遺伝子変異の合併率が非常に高く(88~90%),合併症例はさらに予後不良である.
  • 本検査で予後不良のAMLやMDSの一群を特定できる.
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( 佐藤裕子 )
臨床検査項目辞典

「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部の項目を抜粋のうえ当社が転載しているものです。全項目が掲載されている書籍版については、医歯薬出版株式会社にお問合わせください。転載情報の著作権は医歯薬出版株式会社に帰属します。

「最新 臨床検査項目辞典」
監修:櫻林郁之介・熊坂一成
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, inc., 2008.

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