『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
保険診療上で使用されている名称。
SARS-CoV-2・インフルエンザ抗原同時検出
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
COVID-19とインフルエンザウイルス感染症は、臨床症状からの鑑別診断が困難と言われていることから、発熱症状のある患者については、両方の感染症を疑ってSARS-CoV-2抗原検出検査とインフルエンザウイルス抗原検出検査を同時に実施することが可能となった。検体として、鼻咽頭ぬぐい液又は鼻腔ぬぐい液を用い、SARS-CoV-2抗原、A型およびB型インフルエンザウイルス抗原の検出を行うものである。イムノクロマト法で測定するもので、「マウス抗SARS-CoV-2 抗原モノクローナル抗体」-抗原-「金コロイド結合マウス抗SARS-CoV-2 抗原モノクローナル抗体」の複合体が形成され、メンブラン上の判定部T にラインが現れる。判定部Cには、「抗マウスIgG 抗体」が固定されており、「金コロイド結合マウス抗SARS-CoV-2 抗原モノクローナル抗体」および「金コロイド結合マウスIgG」が結合し、判定部C にはラインが出現する。