『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
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アセチルコリンエステラーゼ
AchE
赤血球コリンエステラーゼ,真性コリンエステラーゼ,true ChE
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 原因不明の貧血の鑑別診断に用いられる.網赤血球,幼若赤血球中に高濃度存在するため,これらが増加する病態(網赤血球増加症;球状赤血球症,サラセミア,鎌状貧血など)では高値となる.
- 白血病の経過観察で検査される.白血病では予後と関係し,低値から高値に推移するのは寛解の徴候であり,逆に下降傾向のときは再燃の徴候である.
- 薬剤中毒が疑われるときに検査する.神経伝達系に異常をきたす薬剤中毒(有機リン剤,サリンなど)ではこれら薬剤が不可逆的にエステル結合部に結合するため,基質が結合することができず,異常低値となる.
基準値・異常値
不特定多数の正常と思われる個体から統計的に得られた平均値。
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高値
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白血病寛解期、 網赤血球増加症、
薬物中毒
網赤血球増加症(溶血性貧血,巨赤芽球性貧血の寛解期),白血病寛解期
Critical/Panic value
- 活性がほとんどない場合には,薬物中毒(有機リン剤など)を疑い,アトロピンやPAMなどの治療を行う.
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低値
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変動要因
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網赤血球中には多量のAchEが存在するため,異常高値の場合には 網赤血球数をチェックする.
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「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, inc., 2008.