『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 薬理効果は脳内濃度に依存し,その濃度は血中濃度と平衡関係にあるため,血中濃度測定は重要である.
- 一般的に,血中薬物濃度を測定することの臨床的意義は【→】「カルバマゼピン」.
- 腎障害が疑われる場合,リチウムの排泄状況を把握するために,尿中濃度の測定も行われる.
〈濃度依存性〉
- 1.3~1.5mEq/l:手指の振戦,口渇,多飲.
- 1.5~2.5mEq/l:嘔吐,下痢.食欲不振,運動失調,頭痛.
- 2.5~3.5mEq/l:中毒症状(昏睡,意識障害,譫妄,全身痙攣,乏尿,急性循環不全).
- 白血球増多症,甲状腺機能低下,その他(多尿,蛋白尿,アレルギー性血管炎,一過性の過血糖).
- 連用中は,定期的に腎機能,甲状腺機能検査を実施する.
躁病および躁うつ病の躁状態