『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
医歯薬出版株式会社からの許諾を受けて「臨床検査項目辞典」の情報を一部転載させていただいております。』
基準値・異常値
不特定多数の正常と思われる個体から統計的に得られた平均値。 |
施設により異なり,確立された値はない
(参考:一般に20~30ng/ml) |
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高値 |
クモ膜下出血、 高トリプトファン食、 睡眠時無呼吸、 薬剤投与
睡眠時無呼吸,薬剤投与(プロベネシドなど),高トリプトファン食,クモ膜下出血 |
低値 |
Alzheimer型認知症、 Parkinson病、 うつ病、 脊髄損傷、 点頭てんかん、 統合失調症
Alzheimer型認知症,うつ病〔特に自殺(企図)例など〕,点頭てんかん(高値をとるとの報告もあり),Parkinson病,統合失調症(脳室拡大例),薬剤投与(クロルイミプラミン,アミトリプチリンなど),脊髄損傷 |
次に必要な検査 |
必要に応じて髄液中セロトニン濃度の測定,他の神経伝達物質の髄液中濃度の定量などを行う.
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( 渡邊 卓 )