『弊社は検査機器・試薬メーカーでありまして、検査を受託することが出来ません。弊社プライマリケアサイトのスピード検索におきましては、
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ヒスタミン
各検査項目がどのような目的で用いられているかを示します。
- 本検査は,次の場合に行われる.
①アレルギー疾患を疑うとき.
②immunotherapy reactionの経過観察.
③肥満細胞症の診断,経過観察. - 肥満細胞や好塩基球の細胞表面上の受容体に結合したIgEと抗原抗体反応によってヒスタミンは放出され,血管透過性亢進を引き起こしアレルギー症状を惹起する.
- 血漿中のヒスタミン濃度を知ることにより抗原(アレルゲン)の再曝露を受け,肥満細胞よりヒスタミンが放出されて起こるアレルギー症状の程度が推定できる.
基準値・異常値
不特定多数の正常と思われる個体から統計的に得られた平均値。
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0.11~0.50ng/m l
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高値
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次に必要な検査
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- アレルギー疾患の診断のためには,原因抗原と,この抗原に対応する抗体あるいは細胞を証明するか,問題となる抗原が臨床症状とかなり密接な関係があることを示す必要がある.
- アレルギーの諸検査には次のようなものがある.
- 皮膚反応(プリック法,PK反応,皮内試験).
- 誘発試験RAST,ヒスタミン遊離試験,リンパ球刺激試験(LST).
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変動要因
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- 高値:採血,血漿分離中に人為的に遊離が起きなかったか確認する.
- 低値:ガラス器具の使用の有無を調べる.局所性の蕁麻疹では誘発部位の血管より採血すると上昇が観察される.
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「最新 臨床検査項目辞典」監修:櫻林郁之介・熊坂一成
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, inc., 2008.