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ロコモティブ・シンドローム

別名 locomotive syndrome

疾患スピード検索で表示している情報は、以下の書籍に基づきます。

臨床医マニュアル

「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。

「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.


詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690

Clinical Chart

  1. ロコモティブ・シンドロームの概念と,それが提唱された背景や目的を理解する.
  2. ロコモティブ・シンドロームの原因となる運動器疾患を把握し,個々の疾患に対する診断と治療を進めていく.
  3. 明らかな運動器疾患の診断に至らなくても,その早期の段階をとらえる指標としてロコチェックやロコモ度テストを用い,運動機能を評価する.
  4. ロコモが疑われる場合には積極的に運動介入を行う.
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概念

 ロコモティブ・シンドローム(locomotive syndrome,以下ロコモ)とは,2007 年10 月に日本整形外科学会が提唱した概念であり,「運動器の障害によって,移動機能が低下した状態」と定義されている.
 急速に高齢化が進んでいるわが国において,寝たきりや認知症になって介護が必要になることに対する人々の不安は相当強い.寝たきりや介護を要する状態を引き起こす原因として,運動器の障害はきわめて重要である(伊藤博元:日整会誌 85:3, 2011 参照).しかしながら認知症や脳血管障害などに比べると,その重要性が人々に広く認識されているとは言い難い.そこで,人々の運動器の健康に対する関心を高め,社会全体で健康長寿を促進することを目的として,「運動の」という意味をもつlocomotiveという言葉を用いた新しい概念が導入されることとなった.
 運動器を構成する要素として,骨,関節軟骨・椎間板,筋肉・神経系の3 つがあり,それぞれに起こる頻度の高い疾患として,骨粗鬆症,変形性関節症,脊柱管狭窄症,サルコペニア(筋肉減少症)などがあげられている.これら個々の疾患を診断して治療することももちろん大切であるが,いかに早期の段階で評価して日常生活指導や運動指導などの介入ができるかが重要である.このため,ロコモ対策の具体的な内容は,運動器の健康のための知識の普及,評価としてロコモ早期診断のツールの開発や健診への使用,運動介入としてのロコモーション・トレーニング(ロコトレ)などが主となっている.
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