2014年に私が前のクリニックを継承した時には、すでに全自動尿中有形成分分析装置 UF-1000i ※1 が導入されていました。その後、2022年に全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000 (以下UF-5000) ※2を導入することにしました。2021年に海老名分院を開業する時にUF-5000を導入して仕様や性能は理解していたので、迷いなく購入しました。
尿沈渣検査については、私達の世代は病院勤務時代に鏡検を行なっていません。当直先では遠心分離して鏡検することがありましたが、大学病院や地域の基幹病院に勤務している医師はほとんど経験していないと思います。鏡検は検査技師が行い、完全分業でした。さまざまな細胞を目視で確認できるので、鏡検の重要さは認めています。
しかし、開業医が1人で1日60人から90人の患者さんを診療するとなると、なかなか鏡検する時間を確保できないというのが実情です。泌尿器科専門クリニックにおける全自動尿中有形成分分析装置の導入は自然な流れだと考えています。
※1:全自動尿中有形成分分析装置 UF-1000i(医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000052)はシスメックス株式会社を製造販売元とする全自動尿中有形成分分析装置です。
※2:全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000(医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000041)はシスメックス株式会社を製造販売元とする全自動尿中有形成分分析装置です。