かねとう腎泌尿器科クリニックは、JR仙台駅から徒歩5分という仙台の中心部にあって交通の便が良く、総合病院やクリニックとの連携が取りやすい環境にあります。
2003年に泌尿器科専門クリニックとしてオープン。1日あたりの来院者数は平均65名で、仙台市中心部にあるためか、新患患者さんの年齢分布では20歳から40歳台までの患者さんが全体の約8割を占め、そのうち女性(特に若い女性)の割合が3割以上を占めています。
「患者さんに真摯に向き合い、優しく、丁寧な対応を心がけ、そして、医療技術の向上に努め安心感を与える医療機関でありたい」という病院理念をかかげ、専門クリニックとして地域医療に欠かせない役割を担っています。

金藤院長は「患者さんとじっくり向き合いたい」そんな想いから、これまでの仙台市立病院、仙台医療センター、東北大学病院での豊富な臨床経験を生かし開院されました。
2003年に開院され、10年以上経ちますが、泌尿器科の認知度・患者数・患者層が大きく変わったといいます。「多くの医療機関からの紹介に加え、インターネットで当院をご覧になって来院される方が増えており、若い世代の患者さん、特に女性の患者さんが増えており、確実に泌尿器科の認知度が上がっていることを実感しています」
そんな環境の変化があるなかで「患者さんに対し十分な時間をかけた診療と情報提供を行うことで満足していただける質の高い医療サービスを提供しています」
また「基幹病院との病診連携はもちろん、診診連携(特に内科クリニックとの連携)も図っており、当院の担う地域医療の重要性を認識し、さらに良い医療を提供できるよう努力する」と意欲的に話す。

1日あたりの沈渣検体数は平均40検体。
「診察時に定性のデータに加えて沈渣のデータも、あわせて見れるのはメリット」
「急性の疾患が多いので、すぐに結果が出るのは非常に助かる。遠心する必要もなく、定性の検体をそのまま使用できる」
また「赤血球形態情報は非常に有用な情報です」と金藤院長。
「赤血球形態情報でIsomorphic RBC(均一赤血球)が出現した場合は、非糸球体性血尿の可能性が高く、Dysmorphic RBC(変形赤血球)が出現した場合は、糸球体性血尿を疑うことができ、最初の目安ができる」と付加情報として価値が高く、患者さんの早期診断・早期治療に役立っているとのことです。
