2025年6月に開業した大阪市生野区の吉田泌尿器科は、桃谷駅から徒歩圏に位置する地域密着型の泌尿器科専門クリニックです。院長の吉田先生は豊富な病院勤務・手術経験を持ち、排尿障害や尿路感染症、尿路結石、前立腺疾患など泌尿器科全般の診療に丁寧に対応しています。最新の診断機器、一般的なクリニックでは少ないX線透視システムを導入し、高度な検査・処置にも対応できる診療環境を整えていることが特徴です。
地域における役割や診療に対する考え方について、吉田先生にお話を伺いました。
この地域における当院の位置付けは、泌尿器科クリニックとしてできる限りの治療を行うことだと考えています。私が勤務していた明石市立市民病院は二次救急でしたので、非常に患者さんの数が多かった。尿管ステントの交換、腎ろうや膀胱ろうのカテーテル交換といったことは、クリニックで対応して欲しいとずっと考えていました。当院はそのようにして病院の忙しさを緩和するようにしています。逆に、当院で手術を必要とする患者さんが出た場合はその病院を紹介する、そんなwin-winの関係にありたいと思っています。
逆に、当院で手術を必要とする患者さんが出た場合はその病院を紹介する、そんなwin-winの関係にありたいと思っています。

尿沈渣検査を含めて、患者さん一人当たりの検査時間が2~3分というのは非常に効率がいいと思います。
手作業で検体作製を行い、目視による鏡検という手順だととてもこうはいきません。
また、沈渣を外注するとなると、もう一度患者さんに来てもらう事にもなります。患者さんをたくさん診るためには、必要な設備投資だと考えました。
装置の導入については、コストと自分やスタッフの工数を比較して、私は装置導入にメリットがあると考えました。
泌尿器科は尿沈渣検査があって初めて成り立つものだと考えています。
当院では検査の結果の安定性を重視し、日常運用は全自動尿中有形成分分析装置 UF-1500(以下UF-1500)※1を中心に尿沈渣検査を実施しています。
原則、患者さんすべてに行いますが、結果説明のために来院した人、自由診療を希望する人、亀頭包皮炎の小児などは行いません。
尿沈渣検査では基本的に、赤血球、白血球、細菌、場合によっては異形細胞を見ています。
※1:全自動尿中有形成分分析装置 UF-1500(医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000060)はシスメックス株式会社を製造販売元とする全自動尿中有形成分分析装置です。


検査においては、誰がやっても同じ結果が出るという安定性が最も大切だと私は思います。
業務の効率化、そして誰が操作しても安定した結果が出るという再現性です。尿がハルンカップに入った状態のままで測定できるのも感染防止という点においても問題ありません。
鏡検は重要だと思いますが、私個人としては、視力は体調にも左右されますし、年齢を重ねれば視力も落ちますので、自分の目をあまり信用していません。
他の候補であった機種にはその機能がなかったのですが、UF-1500※1には研究用項目としてAtyp.C※2が含まれていました。
血尿が出ていないにもかかわらず、がん細胞が見られるケースを何度か経験していたので、これは重要だと考えました。
また、研究用情報の赤血球形態※2ですね。血尿の原因が糸球体性なのか、尿路性なのかということは非常に重要なので、どういうデータが示されるのか興味がありました。
それらは電子カルテと連動しています。
※1:全自動尿中有形成分分析装置 UF-1500(医療機器製造販売届出番号:28B1X10014000060)はシスメックス株式会社を製造販売元とする全自動尿中有形成分分析装置です。
※2:本項目・情報は研究用情報であり診断に用いることはできません。








