高尿酸血症・痛風
別名 | hyperurecemia, gout |
---|
疾患スピード検索で表示している情報は、以下の書籍に基づきます。
「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690)
Clinical Chart
- 痛風関節炎や腎障害などを回避することが狭義の治療目標である.
- 内臓脂肪の蓄積に伴って血清尿酸値は上昇し,逆に血清尿酸値の上昇に伴ってメタボリックシンドロームの頻度は増加する.
- 無症候性高尿酸血症を含め,尿酸値の正常化の維持が痛風発作や腎障害の予防に重要である.
- メタボリックシンドロームの一部として理解し,併発しやすい肥満,糖尿病・耐糖能異常,高脂血症,高血圧の是正を目指すことが重要である.
詳細を見る
診断
①年齢・性を問わず,血清尿酸値7.0 mg/dL 以上が高尿酸血症と定義されている.
②高尿酸血症は,尿酸排泄量(EUA),尿酸クリアランス(CUA)の値によって,尿酸産生過剰型,尿酸排泄低下型,混合型に分けられる(表1,2).
③痛風関節炎の診断上の注意は表3 のとおりである.
②高尿酸血症は,尿酸排泄量(EUA),尿酸クリアランス(CUA)の値によって,尿酸産生過剰型,尿酸排泄低下型,混合型に分けられる(表1,2).
③痛風関節炎の診断上の注意は表3 のとおりである.
詳細を見る