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気管支喘息

別名 bronchial asthma

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臨床医マニュアル

「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。

「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.


詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690

Clinical Chart

  1. アレルギー疾患の家族歴を有することが多い.80~90%が血清総 IgE 値高値,あるいは特異 IgE 抗体(RAST 法)でダニが陽性である.
  2. 乳幼児期よりアトピー性皮膚炎を有し,感冒症状に伴い喘鳴を認めることが多い.
  3. 治療は,発作時(急性増悪時)の治療と非発作時(長期管理)の治療に分けられる.
  4. 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン(JPGL)に沿って重症度(発作型)と年齢に応じて薬物療法を組み立てる.最新のガイドラインは JPGL2012.
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チェックポイント

①服薬状況(日本小児アレルギー学会(濱崎雄平・他監):小児気管支喘息治療・管理ガイドライン 2012. 協和企画, 2012 参照)
 ①β刺激薬,キサンチン系薬など
 ② ステロイド服薬歴(特に過去半年間),急激な減量や中止の有無
 ③薬物アレルギーの有無
②発作状況
 ① 発作持続時間:いつから,どのようなきっかけで起こったのか.
 ② 発作の推移:ずっと持続しているのか,軽減,増悪を繰り返しているのか.
 ③最終排尿時間:輸液の適応の決定に必要
③発作歴:喘息死に結びつきやすい注意すべき点
 ①意識障害をきたす大発作
 ②急激な重症化の既往
④発作誘因の分析
 ① 既知アレルゲンの濃厚曝露:食事性アレルゲン,吸入性抗原など
 ② 運動・ストレス,気象,感染,精神的因子など
⑤合併症
 発熱胸痛などこれまでの発作と異なる点があれば肺炎,胸膜炎を合併していることがあるので胸部Xpをとる.
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