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乳腺炎

別名 mastitis

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臨床医マニュアル

「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。

「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.


詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690

Clinical Chart

  1. 産褥期に起こることが多い.
  2. 初発時の場合はうっ滞性乳腺炎のことが多いが,波動を感じる場合を除き化膿性乳腺炎との鑑別は難しい.
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診断

1.うっ滞性乳腺炎(乳汁うっ滞症)
①産褥3~4 日目以降にみられることが多い.
②乳汁の排出不全が原因で真の炎症ではない.
③乳房の緊満,硬結,軽度発赤,圧痛,発熱,軽度白血球増加. 

2.急性化膿性乳腺炎
①通常一側性で95%が産褥2~4 週に起こる.
②乳汁うっ滞+感染が原因.
③起炎菌は黄色ブドウ球菌が大部分.
④発赤,自発痛がさらに強く化膿すると波動が認められる(膿瘍形成).
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