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急性細気管支炎(RSウイルス含む)

別名 acute bronchiolitis

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臨床医マニュアル

「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。

「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.


詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。 (リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690

Clinical Chart

  1. 2歳未満の乳幼児に多く,発症のピークは 2~6 カ月で,1 歳未満で 8 割を占める.過半数が RS ウイルスによる.冬季から早春にかけて流行する.
  2. 感冒様症状に始まり,2~3 日後に突然呼吸困難が出現する.
  3. 喘息との鑑別が困難なことがある.
  4. 軽症以外は原則入院.酸素投与(クベース収容),加湿,輸液.
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チェックリスト

①臨床症状
 水様性鼻汁を主とする鼻症状が先行し,2~3 日後に咳・喘鳴が出現し多呼吸などの呼吸困難を呈する.重症ではチアノーゼも認める.
②呼吸困難の程度
 症状が進行するとともに呼吸数60 以上となり,呼吸は浅く陥凹呼吸,鼻翼呼吸,チアノーゼを認める.呼吸停止に至ることもある.
③胸部Xp
 立位正面像で肺の過膨張を認める.
④RS ウイルスの抗原迅速検査(乳児と入院症例は保険適用).ヒトメタニューモウイルスの抗原迅速検査も可能となる.
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