SARS-CoV-2・インフルエンザ抗原同時検出
項目名称
SARS-CoV-2・インフルエンザ抗原同時検出
臨床的意義
COVID-19とインフルエンザウイルス感染症は、臨床症状からの鑑別診断が困難と言われていることから、発熱症状のある患者については、両方の感染症を疑ってSARS-CoV-2抗原検出検査とインフルエンザウイルス抗原検出検査を同時に実施することが可能となった。検体として、鼻咽頭ぬぐい液又は鼻腔ぬぐい液を用い、SARS-CoV-2抗原、A型およびB型インフルエンザウイルス抗原の検出を行うものである。イムノクロマト法で測定するもので、「マウス抗SARS-CoV-2 抗原モノクローナル抗体」-抗原-「金コロイド結合マウス抗SARS-CoV-2 抗原モノクローナル抗体」の複合体が形成され、メンブラン上の判定部T にラインが現れる。判定部Cには、「抗マウスIgG 抗体」が固定されており、「金コロイド結合マウス抗SARS-CoV-2 抗原モノクローナル抗体」および「金コロイド結合マウスIgG」が結合し、判定部C にはラインが出現する。
詳細を見る
( 髙橋伯夫 )
本内容は監修者によって作成されております。著作権は監修者に帰属します。
診療報酬点数
令和2年度診療報酬改定(令和2年3月5日)に基づきます。
- 検査料
- 420点
- 包括の有無