フィブロネクチン
略称 | FN |
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臨床的意義
基準値・異常値
- 基準範囲
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250~460μg/ml(血漿)
変動要因 - 高値
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ネフローゼ症候群、 もやもや病、 外科手術後、 急性肝炎、 血管炎症候群、 原発性胆汁性肝硬変、 甲状腺機能亢進症、 高脂血症、 子癇、 子癇前症、 脂肪肝、 正常妊娠、 川崎病(回復期)、 全身性エリテマトーデス(SLE)、 転移癌、 糖尿病、 糖尿病腎症、 肥満、 閉塞性黄疸
血管炎症候群,急性肝炎,脂肪肝,原発性胆汁性肝硬変,閉塞性黄疸,ネフローゼ症候群,糖尿病腎症,糖尿病,甲状腺機能亢進症,肥満,高脂血症,転移癌,正常妊娠,子癇,子癇前症,外科手術後,もやもや病,全身性エリテマトーデス(SLE),川崎病(回復期)
- 低値
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DIC、 火傷、 肝癌、 肝硬変、 急性糸球体腎炎、 劇症肝炎、 甲状腺機能低下症、 再生不良性貧血、 細菌感染症、 腎不全、 川崎病(急性期)、 低栄養、 敗血症
甲状腺機能低下症,低栄養,細菌感染症,敗血症,川崎病(急性期),DIC,再生不良性貧血,肝硬変,劇症肝炎,肝癌,急性糸球体腎炎,腎不全,火傷
次に必要な検査
血漿FN低値の場合も疾患に関連した検査を行うと同時に,その原因が産生低下か消費によるものかを総合的に検討する.
- 変動要因
- 低値の場合が問題となる.
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