カルシウム代謝異常
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「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
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Clinical Chart
カルシウム濃度は必ずアルブミンにて補正して評価すること.
●高カルシウム血症(hypercalcemia)
●低カルシウム血症(hypocalcemia)
●高カルシウム血症(hypercalcemia)
- 入院患者でみる高カルシウム血症は悪性腫瘍に伴うものが多く(malignancy associated hypercalcemia:MAH),PTHrPによるものと骨転移に関連するもの(local osteolytic hyper-calcemia:LOH)に大別される.
- 12 mg/dL以上の場合は,緊急処置が必要である.
- 多くの場合,十分な補液と利尿薬併用にてコントロールが可能.
- 悪性腫瘍による高カルシウム血症の場合は,ゾレドロン酸水和物を使用する.
●低カルシウム血症(hypocalcemia)