脊髄小脳変性疾患
SCD
spinocerebellar degeneration
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.
詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。
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Clinical Chart
検査
①一般検査
一般的な検査では特徴的な異常は認めない.
②画像検査
頭部 MRI で特徴的な所見を認める.小脳半球・虫部,橋の著明な萎縮を認める.また,中小脳脚,横走線維の変性により橋に十字サイン(hot cross bun sign)と呼ばれる十字状の T2 高信号を認めることがある.基底核では被殻の萎縮,被殻外側に T2 高信号を認めることがある.この変化は尾側により強い.脳血流 SPECT では小脳半球,橋,基底核に取り込み低下を認める.
一般的な検査では特徴的な異常は認めない.
②画像検査
頭部 MRI で特徴的な所見を認める.小脳半球・虫部,橋の著明な萎縮を認める.また,中小脳脚,横走線維の変性により橋に十字サイン(hot cross bun sign)と呼ばれる十字状の T2 高信号を認めることがある.基底核では被殻の萎縮,被殻外側に T2 高信号を認めることがある.この変化は尾側により強い.脳血流 SPECT では小脳半球,橋,基底核に取り込み低下を認める.
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表1 脊髄小脳変性症の分類
孤発性脊髄小脳変性症
多系統萎縮症
皮質性小脳萎縮症
その他
遺伝性脊髄小脳変性症
優性遺伝性
劣性遺伝性