筋萎縮性側索硬化症
ALS
amyotrophic lateral sclerosis
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「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
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Clinical Chart
- 脊髄前角細胞の脱落と錐体路の変性を生じる原因不明の進行性疾患である.
- ほとんどが孤発性であるが,5%に家族内発症がある.
- 治療薬としてリルテックが保険収載されている.ただし,その治療効果は限定的である.栄養管理,呼吸管理,コミュニケーション,リハビリテーション,緩和ケア,終末期ケアについて患者と家族への十分な説明が大切である.日本神経学会による「筋萎縮性側索硬化症診療ガイドライン 2013」を参考にして診療を進める.
- 本症は特定疾患治療研究事業の対象疾患であり,公費による医療費の助成がある.