視野障害
visual field defect
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.
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Clinical Chart
検査法
①動的量的視野検査:Goldmann 視野検査(1945 年開発)による.視野全体を把握するのに用いられる.正常な視野の広さは外90° ~100°,下方70°,内方および上方60° 程度であり,鼻側より耳側のほうが視野が広くなっている.また固視点の耳側15° の位置に見えない部分が存在し,これをマリオット盲点という.これは網膜の視細胞のない視神経乳頭に相当する(図1).
②静的視野検査:Humphrey 視野検査(1982 年開発)を代表とする検査.現在ではコンピュータを用いた自動視野計の発達により,もっとも一般的は視野検査となっている.中心30°(あるいは10°)の閾値測定を行う.
②静的視野検査:Humphrey 視野検査(1982 年開発)を代表とする検査.現在ではコンピュータを用いた自動視野計の発達により,もっとも一般的は視野検査となっている.中心30°(あるいは10°)の閾値測定を行う.
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図1 Goldmann 視野計で計測した正常視野 (右眼)
中心より耳側の黒い点がマリオット盲点.