水疱および膿疱をきたす疾患
bullous or pustular skin diseases
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「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
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Clinical Chart
- 水疱をきたす原因としては感染，血行障害，局所の炎症，自己免疫的機序を鑑別する．
- 膿疱をきたす原因としては感染とそうでないものを鑑別する．
- 水疱性疾患としては感染によるもの，膿疱性疾患としては感染によらないもの（掌蹠膿疱症）が診察する機会は多い．
原因
水疱の原因となる組織の障害は感染，血行障害，局所の炎症，自己免疫的機序などによって起こる．原因に応じた対応が必要なので，それぞれの原因について代表的な疾患を知っておくことは有用である（表1）．
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表1 水疱の原因と代表的疾患
原因 代表的疾患 感染 伝染性膿痂疹 壊死性筋膜炎 血行障害 閉塞性動脈硬化症 局所の炎症 湿疹 自己免疫的機序 天疱瘡 類天疱瘡
