敗血症
別名 | sepsis |
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
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Clinical Chart
- 感染症による全身性炎症反応性症候群(systemic inflammatory response syndrome:SIRS)を敗血症という.
- そのなかでも,急性臓器不全を伴うものを重症敗血症,輸液に反応しない低血圧を伴うものを敗血症性ショックと定義している.
- もっとも多い原因は肺炎で,腹腔内感染症,尿路感染症がそれに続く.
- 敗血症性ショック,重症敗血症の致死率は(治療を行っても)20~30%.
- もっとも大事なことは早期発見および積極的な治療開始.
- 積極的な治療とは,感染源のコントロール,抗菌薬治療,十分な輸液.
- 治療の根幹は,2 つの Bundles,すなわち超急性期と,その後の ICU でのケアに分けられる.
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検査
- ①血液・血液培養
- ②画像検査
感染源の特定や,外科的処置が必要であるかの判断のために行う*3.
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