フェノバルビタール
フェノバルビタール
略称 | PB |
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臨床的意義
- 薬理効果は脳内濃度に依存し,その濃度は血中濃度と平衡関係にあるため,血中濃度測定は重要である.
- 一般的に,血中薬物濃度を測定することの臨床的意義は【→】「カルバマゼピン」.
〈濃度依存性〉
〈濃度非依存性〉
適応症
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基準値・異常値
- 基準範囲
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有効治療濃度
- 熱性痙攣:15μg/ml
- 適応症
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てんかんの痙攣発作、 自律神経発作、 精神運動発作、 不安・緊張状態の鎮静
- 変動要因
- 高値を示す場合の原因:吸収・分布相における測定,過量投与,薬物相互作用(代謝阻害,排泄阻害),生理的変化・病態変化に伴う薬物クリアランスの低下.
- 低値を示す場合の原因:定常状態にまだ到達していない時点での測定,ノンコンプライアンス,薬物相互作用(酵素誘導,排泄促進),生理的変化・病態変化に伴う薬物クリアランスの上昇.
( 樋口 駿,廣田 豪 )
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