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キニン(尿)

キニン(尿)

臨床的意義

  • 尿中キニンは,腎におけるキニン産生を反映し,腎血行動態,水・電解質代謝,高血圧の成因・病態研究に有用である.本態性高血圧では低値を示す.
  • 原発性アルドステロン症ではカリクレインは高値となるもののキニン正常範囲内である.これはキニナーゼ活性が亢進しキニンが分解されてしまうためである.
  • カリクレイン・キニン系の異常を鑑別する検査にはほかに,血漿プレカリクレイン,血漿キニノゲン,血中キニン測定がある.
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基準値・異常値

基準範囲
24.6±1.0μg/day
低値

本態性高血圧

本態性高血圧

( 磯部和正 )
臨床検査項目辞典

「最新 臨床検査項目辞典」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部の項目を抜粋のうえ当社が転載しているものです。全項目が掲載されている書籍版については、医歯薬出版株式会社にお問合わせください。転載情報の著作権は医歯薬出版株式会社に帰属します。

「最新 臨床検査項目辞典」
監修:櫻林郁之介・熊坂一成
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, inc., 2008.

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