水痘
varicella
疾患スピード検索で表示している情報は、以下の書籍に基づきます。
「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.
詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。
(リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690)
Clinical Chart
- 潜伏期間は 11~20 日.
- 軽度の発熱と同時に体幹に小丘疹ができ,その中心に水疱ができる.
- 発疹・水疱に対して外用薬フェノール・亜鉛華リニメント(カチリR)を塗布する.
- 解熱剤のアスピリンは避ける.
- 登園・登校についてはすべての発疹が乾燥し痂皮化するまで休む.
- 生後 12 カ月から生後 36 カ月に至るまでの間に 2 回接種する.
病態・症状
(中山健太郎:小児科学, 第5版. p.402, 文光堂, 1985 参照)
水痘帯状ウイルス(varicella-zoster virus:VZV)の初感染像が水痘である.VZV は,水痘治癒後も脊髄後根神経節に潜伏し,それが何らかの原因で再活性化された病像が帯状疱疹である.
潜伏期間は11~20 日である.前駆症状はない.軀幹に紅斑として出現し,水疱形成が全身へ広がり,次第に痂皮化し治癒する.水疱は口腔,結膜など至るところに出現する.中等度の発熱をみることが多い.
潜伏期間は11~20 日である.前駆症状はない.軀幹に紅斑として出現し,水疱形成が全身へ広がり,次第に痂皮化し治癒する.水疱は口腔,結膜など至るところに出現する.中等度の発熱をみることが多い.