インフルエンザ
influenza
疾患スピード検索で表示している情報は、以下の書籍に基づきます。
「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.
詳細な情報は「臨床医マニュアル第5版」でご確認ください。
(リンク先:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=731690)
Clinical Chart
- インフルエンザウイルスは感染力が強く,飛沫核感染,接触感染する.
- インフルエンザによる死亡率は基礎疾患を有する高齢者,特に 75 歳以上で高く,ワクチン接種が推奨される.
- 高齢インフルエンザ患者の 25%が肺炎を合併する.
- インフルエンザ脳症発症の機序は不明であるが,インフルエンザ発症から中枢神経障害出現まできわめて短時間である.
- インフルエンザワクチンの発病防止効果は 70~90%である(副作用の出現率は 0.1%以下).
- ノイラミニダーゼ阻害薬はインフルエンザ A 型,B 型ともに発症 48 時間以内は有効である.