麻疹
measles
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「臨床医マニュアル 第5版」は、医歯薬出版株式会社から許諾を受けて、書籍版より一部(各疾患「Clinical Chart」および「臨床検査に関する1項目」)を抜粋のうえ当社が転載しているものです。転載情報の著作権は,他に出典の明示があるものを除き,医歯薬出版株式会社に帰属します。
「臨床医マニュアル 第5版」 編集:臨床医マニュアル編集委員会
Copyright:(c) Ishiyaku Publishers, Inc., 2016.
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Clinical Chart
- 潜伏期間は 10~12 日,好発年齢は 1~3 歳.
- 発熱とカタル症状で始まる.高熱が 1 週間前後持続.
- Koplik 斑出現が早期診断に役立つ.
- 治療は対症療法.
- 麻疹患者と接触した場合は,γ-グロブリンを感染後 6 日以内(うつした麻疹患者の発疹出現日を,うつされた麻疹患者の感染 4 日とする)に使用すると発病防止または軽症化に有効.
- 1 歳児と就学前 1 年間に麻疹・風疹ワクチン(MR ワクチン)を 2 回接種する.
- 登園・登校は解熱後 3 日経過するまで休む.